ロンドンに建設予定の中国大使館を巡る問題は、決定的な局面を迎えた。金曜日、高等裁判所は、建設予定地周辺の約100軒の物件に居住する家族や企業を代表する団体であるロイヤル・ミント・コート住民協会(RMCRA)が起こした訴訟を棄却した。RMCRAは、英国政府とロンドン特別区タワー・ハムレッツが発行した許可に異議を唱えていた。
同協会は、テロ攻撃のリスク増加、反体制派の監視、英国領土における「過酷な」中国法の適用、外交特権による火災リスク(これにより安全保障上の義務の遵守が困難になる)など、いくつかの不満を提起していた。高等裁判所はこれらの主張を却下し、RMCRAは「人権侵害が自分たちに直接影響を及ぼす可能性について、合理的かつ説得力のある証拠を提示していない」と判断した。
建設が実現すれば、この大使館は英国最大の大使館となる。北京は2018年に約3億2700万ドル(2億8400万ユーロ)でこの土地を取得し、ポートランド・プレイスから外交機能を移転させる意向だった。ロンドン塔に隣接するこの敷地は約2万平方メートルに及ぶ。
この認可は、昨年1月のキア・スターマー首相の中国訪問直前に英国政府によって付与されたもので、北京に対する融和的なジェスチャーとして広く解釈されている。
RMCRAはこの問題をそのままにしておくつもりはない。代表のルーク・ポラード氏は声明の中で、英国最高裁判所への上訴を目指し、「すでに準備を進めている」と発表した。「北京はこの判決が最終的なものだと考えているが、そうではない」と彼は述べた。
この計画への反対は、近隣住民だけにとどまらない。英国に亡命中の香港民主活動家たちも懸念を表明しており、大使館が海外の反体制派を弾圧するために利用されるのではないかと危惧している。英国は世界最大の香港系移民コミュニティの本拠地であり、その数は推定285万000人に上る。
欧州共同体
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