アルチュール・フィスは2026年の全仏オープンには出場しない。フランスナンバーワンの同選手は、大会開幕前日の1月23日(土)に、パリで開催されるこのグランドスラム大会からの棄権を発表した。世界ランキング19位の21歳の同選手は、今年の大会におけるフランスの期待の星の一人と目されていた。
反応しない股関節
今回の棄権の理由は身体的なものだ。アーサー・フィルスは股関節を負傷している。5月初旬には、ローマ・マスターズ1000でアンドレア・ペレグリーノとの対戦でわずか4ゲームを終えたところで棄権を余儀なくされていた。この出来事により、パリでの大会に出場できるかどうかという疑問がすぐに持ち上がった。
ワウリンカとの待望の第1ラウンド
このフランス人選手は、月曜日に2015年全仏オープン優勝者のスタン・ワウリンカと対戦する予定だった。フランステニス界の新星と元スイス王者とのこの対決は、1回戦のハイライトの一つになると予想されていた。そのため、彼の棄権は、男子シングルスから待望の開幕戦を奪うことになった。
不確実性に包まれた準備
ローマでの棄権後、アルチュール・フィスはソーシャルメディアで皆を安心させようと努めた。しかし、ローラン・ギャロスの公式練習コートに長期間姿を見せなかったことで、疑念はますます深まった。彼が再び練習している姿が目撃されたのは金曜日、ジャン・ブーアン・コートでの控えめな練習セッションの時だけだった。
それでも有望なシーズンだ
アルチュール・フィスは、2025年全仏オープンで負った背中の怪我による長期離脱を経て、見事なカムバックを果たした。2月の復帰以来、バルセロナ大会で優勝、ドーハ大会で決勝進出、マイアミとマドリードのマスターズ1000大会で準決勝進出など、目覚ましい成績を残している。これらの結果により、彼はパリでの優勝候補として有力視されるようになった。
アルチュール・フィスの棄権により、フランステニス界は大会開幕前に男子テニス界の最大の戦力を失った。この棄権は、彼がツアーで新たなレベルに到達したかに見えたまさにその時に起こっただけに、なおさら残念だ。