ナヘル事件:人権擁護官は発砲した警察官に対する懲戒手続きを要求
ナヘル事件:人権擁護官は発砲した警察官に対する懲戒手続きを要求

ナンテールでの交通検問中にナヘル・メルズークさんが死亡してから3年後、フランスのオンブズマンであるクレール・エドン氏は、致命的な銃弾を発射した警察官に対する懲戒手続きを求めている。木曜日に公表された決定の中で、この独立機関は、当該警察官に複数の倫理違反があったと結論付けた。

この立場は、依然として極めてデリケートな法的状況の中で示されたものだ。先週、最高裁判所が、殺意のない故意の暴力による死亡という罪状の再分類を覆したことで、この事件は新たな展開を見せ、殺人裁判の可能性が再び浮上した。

刑事的な側面とは切り離された懲戒手続き

権利擁護官は、警察官の刑事責任の有無を判断する権限を持たない。刑事責任は裁判所の管轄事項である。権利擁護官は、法執行機関に適用される倫理規定の遵守状況を審査する。その意見は、刑事裁判の結果にかかわらず、警察官の行為が行政処分に値するかどうかを判断することを目的としている。

この事件は2023年6月27日に遡る。17歳のナヘルは、ナンテールで警察の職務質問を受けた際、命令に従うことを拒否したため射殺された。事件の映像は、一部の警察官が当初提示した事件の説明とすぐに矛盾し、フランス全土で数夜にわたる暴動を引き起こした。

公共の議論の中心にある問題

法的な観点から言えば、事実関係の正確な分類が依然として議論の中心となっている。最高裁判所は、ヴェルサイユ控訴裁判所の裁判官らが、至近距離から致命傷部位に意図的に銃器を使用したことを指摘していたにもかかわらず、殺人罪の訴追を取り下げた決定を十分に正当化していなかったと判断した。この事件は再検討される必要がある。

オンブズマンの要請により、この事件は法執行機関による武器の使用や警察の検問をめぐる議論を象徴する事例となり、新たな局面を迎えた。今後は、内務省が当該警察官に対する懲戒手続きを開始するかどうかを決定することになる。

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