イタリアの銀行ウニクレディトは火曜日、コメルツ銀行への直接出資比率を34,4%に引き上げ、5月初旬に開始した買収提案で設定した目標を達成したと発表した。ドイツ国内で一部反発を招いたこの取引は、両行の合併に向けた大きな前進となる。
ドイツの買収規制に基づきウニクレディトが公表したデータによると、投資家は火曜日に同行の資本の7,6%に相当する株式を応募した。この出資により、イタリアの金融機関であるウニクレディトは、買収プロセスにおいて重要とされる30%の閾値を容易に超えることができた。
5月5日に開始されたこの株式公開は、6月16日まで実施される予定だ。現在の公開価格はコメルツ銀行株の市場価格を下回っており、これが多くの機関投資家が公開期間の最終日まで意思決定を待つ理由の一つとなっている。
ユニクレジットは当初、保有株式比率を27%から規制上の上限である30%をわずかに上回る水準まで引き上げることを目標としていた。この上限を超えれば、同行はその後市場で追加株式を取得する際の柔軟性が高まる。
ユニクレジットは直接出資に加え、コメルツ銀行の株式資本の16,4%に相当するデリバティブ商品も保有している。これらの商品の大部分は現金決済されるため、同行は最終的なエクスポージャーを調整する柔軟性をある程度保持している。株式に転換可能なデリバティブを含めると、ユニクレジットの総出資比率は37,6%に達する。
今回の買収は、ウニクレディトのCEO、アンドレア・オルセル氏にとって大きな試練となる。2021年から同グループを率いるイタリア人銀行家であるオルセル氏は、近年複数の合併計画を断念してきたため、大型買収を成功させるようプレッシャーを受けている。したがって、コメルツ銀行に対する今回の買収提案の結果は、欧州の銀行業界の構図を大きく変える可能性を秘めている。
欧州共同体
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