戦時中に隠されていた宝物が再び姿を現す:チェコの城で19世紀のワイン133本が展示される
戦時中に隠されていた宝物が再び姿を現す:チェコの城で19世紀のワイン133本が展示される

チェコ共和国のベチョフ城にある礼拝堂の床下に長らく隠されていた、19世紀後半に遡る貴重なワインコレクションが、フランスの名門ワイナリー、シャトー・ディケムの協力を得て綿密な修復作業を経て、一般公開されることになった。

133本のボトルは、そのほとんどが1892年から1899年の間に製造されたもので、1985年に城内の礼拝堂の下に作られた隠し場所から発見された。これらのボトルは、第二次世界大戦終結後、この地域が大きな混乱期を迎えていた時期に、かつての領主であるボーフォール=スポンタン家によってそこに隠されていた。

シャトー・ディケムのセラーマスター、トニ・エル・カワンド氏によると、保管条件は驚くほど良好だったという。厚い壁に囲まれた古い礼拝堂に埋められていたため、ボトルは安定した温度と高い湿度という、ワインの品質を長期間維持するために不可欠な2つの要素の恩恵を受けた。

2016年、コルク栓を外したり内容物を変えたりすることなく試飲できるコラヴァンという装置を用いて、コレクションの保存状態が確認された。分析の結果、数本のボトルは1世紀以上もの熟成期間を経てもなお、驚くべき品質を保っていることが判明した。

修復作業には、劣化して脆くなっていたコルク栓の交換も含まれていた。しかし、フランスの専門家たちは、それぞれのボトルの歴史的な真正性を保つことに細心の注意を払い、数十年にわたって蓄積された埃さえもそのまま残し、ボトル本来の外観を維持した。

このコレクションは、ヨーロッパワインの歴史を伝える貴重な証となっている。ワインとしての実用性はもちろんのこと、これらのボトルは戦争、亡命、そして長らく忘れ去られていた遺産の保存といった物語をも物語っている。

現在ベチョフ城の地下室に展示されているこの再発見された宝物は、19世紀後半の偉大なワインの世界と、激動の中央ヨーロッパの歴史を垣間見ることができる貴重な機会を訪問者に提供している。

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