欧州連合(EU)の首脳らは、2028年から2034年までのEUの将来的な複数年度予算を巡り、金曜日に特に緊迫した協議を開始する予定だ。欧州委員会が提示した2兆ユーロの予算案は、すでにEU基金の主要拠出国と受益国の双方から厳しい批判を浴びている。
欧州予算は、農家への支援、地域間の開発格差縮小を目指すプログラム、新技術への投資、大学間交流プログラムなど、欧州連合の共通政策の大部分を支えている。その規模と配分は、従来、27の加盟国間で複雑な交渉の対象となる。
過去の予算編成サイクルと同様に、予算への拠出額が受け取る額を上回る富裕国は、支出に対するより大きな統制を求めている。一方、欧州連合からの資金援助をより多く受けている国々は、現在の財政支援水準を維持することを望んでいる。こうした意見の相違が、今回の議論を特にデリケートなものにしている。
先週、欧州連合議長国を務めるキプロスが作成した最初の妥協案では、欧州委員会が提案した金額を2%削減することが求められている。しかし、この譲歩はどちらの側も満足させていない。一部の政府は削減額が不十分だと考えており、他の政府は既に削減しすぎだと考えている。
支出額だけでなく、歳入というデリケートな問題にも対処しなければならない。欧州連合は、各国の拠出金を過度に増やすことなく、予算目標を支える新たな財源を模索している。したがって、各国首脳は、新たな欧州税収源として考えられるものについて、それぞれの意向を明確にすべきである。
加盟国は2026年末までに全会一致の合意に達することを望んでいる。迅速な妥協が実現すれば、翌年に複数の欧州諸国で予定されている選挙運動によって交渉が中断されるのを防ぐことができる。
したがって、金曜日の協議は、長く困難なプロセスとなるであろう事柄における重要な第一歩となる。欧州連合の増大する予算要求と、加盟国の時に相反する利害の間で、将来の欧州財政枠組みは、近年で最も激しい論争の的となる交渉の一つとなる可能性がある。
欧州共同体
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