シーア派イスラム教徒数千人が、シーア派暦で最も神聖な日であるアシュラを、近年の戦闘で深い傷跡が残るレバノンで金曜日に祝った。同国南部のナバティエでは、数ヶ月にわたる戦争で破壊された建物が立ち並ぶ中で、伝統的な行列が行われた。
夏の太陽の下、男たちは街の通りを宗教的な賛美歌を歌いながら行進し、破壊された街並みにもかかわらず、毎年恒例の伝統を守り続けた。今年は、参加者たちは、ここ数ヶ月に行われた軍事作戦の結果、崩れ落ちたコンクリートや変形した金属構造物で構成された廃墟の風景の中を歩いた。
イスラエル政府によると、空爆と地上攻撃はヒズボラを標的とした。戦闘によりレバノン南部の広範囲が荒廃し、一部地域は依然としてイスラエル軍の支配下にある。6月20日に停戦が発効したものの、イスラエルはナバティーエ近郊の複数の町で空爆を継続した。
行列の間、多くの参加者はイスラエル軍の攻撃で死亡したヒズボラ戦闘員の肖像画を掲げていた。また、紛争中に消息を絶った親族の写真を身につけている人もおり、式典は宗教的かつ追悼的な意味合いを帯びていた。
ベイルートでは、ヒズボラの拠点とされる地域にも数千人が集まり、アシュラを追悼した。この祝日は、7世紀のカルバラーの戦いで殺害されたイマーム・フサインを偲ぶシーア派イスラム教徒にとって特に重要な意味を持つ。
これらの祝典は、いまだ戦争の傷跡が深く残る国で行われている。レバノン南部における甚大な破壊と人命の損失は、住民の日常生活に今もなお暗い影を落としており、復興は始まったばかりで、治安情勢は依然として不安定なままだ。
欧州共同体
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