2026年23月27日と28日、エアバスA350-1000ULRが、商用旅客機による史上最長のノンストップ飛行を達成し、新たな世界記録を樹立した。同機はオーストラリアのメルボルンからフランスのトゥールーズまで、途中着陸なしで24時間24分かけて飛行した。総飛行距離は075キロメートルで、2005年からボーイング777-200LRが香港とロンドン間を22時間42分で飛行して保持していた従来の記録を塗り替えた。
それは乗客を乗せた商業便ではなかった
意外に思われるかもしれないが、これは乗客を乗せた商業便ではなかった。この横断飛行は、エアバス社がオーストラリアの航空会社カンタス航空の「プロジェクト・サンライズ」プログラムの一環として実施した試験飛行だった。目的は、商業運航開始前に極限状態における航空機の性能をテストすることだった。機体にはテストパイロット、エンジニア、そして24時間以上にわたる連続飛行中の機体の挙動を分析するための計測機器が搭載されていた。
あらゆる記録を破るために設計された航空機
使用されている航空機は、カンタス航空向けに特別に開発された「超長距離型」エアバスA350-1000ULRです。2万リットルの追加燃料タンクを搭載しており、航続距離を大幅に延長することができます。 商業運航時には238人の乗客を収容できるように設計されており、将来的には世界最長のフライトを実現することを目指している。
シドニーとロンドンを結ぶ直行便の実現が近づいている。
この記録的なフライトは、シドニーとロンドン、そしてシドニーとニューヨーク間の直行便の開設を目指す「プロジェクト・サンライズ」における重要な節目となる。同航空会社は2027年に初のA350-1000ULRを受領し、同年10月からシドニーとロンドン間の直行便を毎日運航開始する予定だ。目標は、オーストラリアとヨーロッパをノンストップで結び、天候次第では最大21時間かかるフライトを実現することである。