台湾、国会による予算削減を懸念材料と捉え、国防予算を復活させる
台湾、国会による予算削減を懸念材料と捉え、国防予算を復活させる

台湾政府は木曜日、議員らが台湾の安全保障に不可欠とみなされる予算を削減したことを受け、特別国防予算から削除された項目を議会に再提出することを検討していると発表した。この動きは、中国との緊張の高まりと、台湾の軍事力強化を求める米国の圧力の中で起こった。

先週、台湾の野党が多数を占める議会は、400億ドルの緊急国防予算のうち約3分の2しか承認しなかった。米国からの武器購入は維持されたものの、ドローン開発や一部の防衛システムなど、いくつかの国内プログラムは大幅に削減された。

こうした予算削減はワシントンで懸念を引き起こしている。ある米政府高官は、台湾を自国領土の一部とみなす中国に対する抑止力として必要な支出水準を満たしていないとして、米国は失望していると述べた。

台湾の頼清徳総統は、軍事力の強化を任期中の最優先事項としている。彼の政権は、地域における北京からの圧力の高まりに対抗するため、軍の近代化が必要だと主張している。

政府報道官のミシェル・リー氏によると、趙中泰首相は今回の予算削減が軍の近代化計画全体に及ぼす影響を懸念しているという。特に、弾道ミサイル防衛システムなどの主要プロジェクトへの潜在的な影響を指摘した。

この論争は、台湾問題が国際的な議論の中心となっている時期、特に北京で開催された米中首脳会談の期間中に発生した。こうした状況下で、台湾の財政と軍事の方向性は、同盟国にとっても敵対国にとっても極めて戦略的な問題であり続けている。

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