ウクライナはドローン攻撃を強化することで、クリミアを孤立させようとしている。
ウクライナはドローン攻撃を強化することで、クリミアを孤立させようとしている。

ウクライナの無人システム部隊司令官で、「マディヤール」という偽名で知られるロバート・ブロブディ少佐は、ウクライナは占領下のクリミア半島への主要な補給路を標的にすることで、クリミアをロシアから切り離そうとしていると述べた。

前線近くの地下司令部からロイター通信のインタビューに応じたブロブディ氏は、ドローンがウクライナの軍事戦略の中核を成す要素になっていると説明した。同氏によれば、ロシアの兵站インフラに対する度重なる攻撃は、クリミアへの補給をますます困難にすることを目的としているという。

司令官は、ウクライナのドローン部隊がここ数ヶ月で多数のロシアの戦略的資産を破壊または損傷させ、ウクライナ南部におけるモスクワの作戦能力を弱体化させるのに貢献したと主張している。

ウクライナ軍当局者によると、過去12か月間のロシア軍の損失の約3分の1はドローンによるものだという。ウクライナは2022年のロシアによる大規模侵攻開始以来、この技術を大幅に発展させ、砲兵力と人員の劣勢を補ってきた。

軍事アナリストらは、クリミア半島を孤立させる戦略は、特に橋梁、燃料貯蔵施設、輸送インフラへの攻撃を通じて、兵站的に実現可能であると考えている。しかし、半島を完全に奪還するには大規模な地上攻撃が必要となり、その実行ははるかに複雑になるだろうと彼らは強調している。

2014年にロシアに併合されたクリミア半島は、キエフにとって依然として重要な戦略目標であり、ロシアはこの半島を自国領土の不可分の一部とみなしている。一方、モスクワはクリミアは現在ロシア領であると主張し、同地域における防衛力の強化を続けている。

戦争が5年目に突入するにつれ、ドローンは戦場においてますます重要な役割を担うようになり、双方の軍事作戦の遂行方法を根本的に変革しつつある。

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