イタリア南部では現在、2つの大規模な森林火災が発生しており、シチリア島とプーリア州が同時に影響を受けている。イタリア当局は、悪天候によって勢いを増した火災を食い止めるため、航空機と地上部隊を投入している。
シチリア島では、島の西部、トラパニ近郊のモンターニャ・グランデ丘陵の低木地帯で、原因不明の火災が発生した。イタリア通信社ANSAによると、風の影響で火は急速に広範囲に広がり、消火活動を困難にしている。
トラパニの消防隊は、少なくともヘリコプター3機と消火用航空機2機を含む、相当数の資源を投入した。消防隊は、炎が居住地域や重要施設に延焼するのを防ぐため、空と地上からの消火活動を続けている。
同時に、イタリア南部プーリア州のウジェント市でも火災が発生した。消防隊によって速やかに鎮火されたものの、周辺の観光地では大きな混乱が生じ、予防的な避難が行われた。
安全対策として、火災の脅威にさらされていた複数のキャンプ場やリゾート施設が避難措置をとった。地元報道によると、元イタリア代表サッカー選手のマリオ・バロテッリ氏を含む500人以上が避難を余儀なくされた。
ウジェントの火災は現在鎮火状態にあるものの、再燃を防ぐため冷却と監視活動は継続されている。イタリア当局は引き続き厳戒態勢を敷いており、夏季は国内の複数の地域で森林火災のリスクが大幅に高まる。
欧州共同体
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