グラッセ社の件は議会にまで持ち込まれた。6月10日水曜日、上院は、ローレ・ダルコス上院議員(オリゾンティ党)とシルヴィー・ロベール上院議員(社会党)が提出した、著者と出版社間の関係に関する超党派法案を審議した。議論の中心は、グラッセ社の社長オリヴィエ・ノラ氏の物議を醸した解任以来、出版業界で広く求められている、ジャーナリストに認められているような、特定の状況下で著者が契約を解除できる「良心条項」の導入である。ノラ氏の解任は、グラッセ社の親会社であり業界最大手であるアシェット社の筆頭株主、ヴァンサン・ボロレ氏によるものとされている。法案は大筋では可決されたものの、この重要な修正案は否決された。
大臣が支持する「信頼条項」は、右派上院議員によって拒否された。
シルヴィー・ロベール上院議員が提出した修正案は、編集方針の変更や新たな筆頭株主の出現があった場合、著者は契約を解除できると規定している。ただし、これらの事態が「著者の道徳的利益を損なう」か「著者の経済的利益を著しく危うくする」場合に限る。「議会は、出版契約の経済を不安定化させることなく、極端なケースで著者を保護する義務がある」と、同上院議員はル・モンド紙に語った。カトリーヌ・ペガール文化相は、「現在の情勢の焦りに屈することなく、細心の注意を払う」よう呼びかけながらも、修正案に好意的な意見を示し、その「厳密に管理された」文言を評価し、契約解除は「裁判官の裁量に委ねられる」ことを改めて強調した。しかし、右派と中道派は提案を拒否した。「この修正案は出版契約の本質的なバランスを変える」とマックス・ブリソン(LR)は懸念を示し、ル・モンド紙によれば「メディアの反応」だと非難した。しかしながら、複数の上院議員は、国民議会での法案審議中にこの措置が再提出される可能性があると示唆した。
最低限の権利の保障、より頻繁な引き渡し:抵抗なく採択された措置
一方、法案は難なく可決された。具体的な進展としては、出版社が最終原稿提出時までに支払わなければならない最低保証印税額の確立が挙げられる。これは「著者が最初の売上を待ってから印税を受け取るという状況を終わらせるため」だと条文には明記されている。印税支払いのきっかけとなる売上報告である「送金」の頻度も増加し、この報告が提出されてからの支払い期間は6ヶ月から3ヶ月に短縮される。最後に、著者の報酬は小売価格に基づいて体系的に計算されるようになり、上院が「より不透明」とみなした代替計算方法は廃止される。
欧州共同体
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