エマニュエル・マクロン大統領がブレガンソン要塞で休暇を過ごしている写真が、野党の怒りを買っている。フランスが猛暑に見舞われ、山火事と闘っている最中に、ジェットスキーに乗っているマクロン大統領の写真が掲載されたことを受け、社会党第一書記のオリヴィエ・フォール氏は大統領を強く批判した。この写真は木曜日にパリ・マッチ誌の表紙に掲載された。写真には、マクロン大統領が夏休みの一部を過ごすヴァール県ブレガンソン沖で、サングラスをかけてジェットスキーに乗っている姿が写っている。
「それがメッセージなのか?」
オリヴィエ・フォール氏はX紙に即座に反応し、大統領の休暇のイメージと国内の一部が直面している状況を対比させた。「猛暑の中、フランスが燃えている時、休暇に行けないフランス人もいるのに、大統領はブレガンソンでジェットスキーを楽しんでいる。これがメッセージなのか?よくやった」と社会党党首は書いた。これは国家元首が発信するイメージに対する直接的な攻撃だった。オリヴィエ・フォール氏は大統領が休暇を取ったこと自体を直接批判しているのではなく、猛暑と山火事の時期にレジャー活動に興じている大統領の写真の掲載を標的にしている。
マクロン氏が一面を飾る パリス·マッチ
この写真は「パリ・マッチ」誌の表紙を飾り、「最後の夏、指揮を執る」という見出しが付けられている。エマニュエル・マクロン大統領はジェットスキーに横向きに乗り、カメラをまっすぐ見つめている。大統領はボルム・レ・ミモザにあるフランス大統領公邸、ブレガンソン要塞に滞在している。ヴァール県での夏の滞在は、これまでも度々、大統領の私生活やスポーツ活動を捉えた写真が公開されるきっかけとなってきた。今年は、ボクシング、ランニング、ジェットスキー、フォイルサーフィンなどを楽しんでいると報じられている。
批判を呼ぶ写真
この表紙の掲載はたちまち多くの政治的反応を引き起こした。ジェットスキーに乗った大統領のイメージと、国を襲う猛暑との対比は、特に複数の野党指導者から非難された。オリヴィエ・フォールは批判の焦点をこの象徴に絞り、フランス国民のかなりの割合が休暇を取らないことも指摘した。したがって、論争の中心はエマニュエル・マクロン大統領のブレガンソン滞在そのものよりも、気温が異常に高く、全国で山火事が猛威を振るっている時期に、彼の休暇を表現するために選ばれた写真にあると言えるだろう。
ブレガンソン、大統領の伝統的な夏の目的地
エマニュエル・マクロン大統領は、休暇にブレガンソン要塞を利用した最初の国家元首ではない。ヴァール県にあるこの大統領官邸は、数十年にわたりフランス大統領とその家族を迎えてきた。2017年にエリゼ宮殿に着任して以来、マクロン大統領は夏の間、定期的にこの要塞に滞在している。彼のウォータースポーツの様子は、これまでにも何度か写真に収められており、特にジェットスキーを楽しむ姿が有名だ。今回、写真が公開されたタイミングが、新たな政治的対立を引き起こすのに十分だった。オリヴィエ・フォール氏にとって、この写真が伝えるメッセージは明白だ。「フランスが猛暑に見舞われている最中に、大統領はブレガンソンでジェットスキーを楽しんでいる」。