国土安全保障省のマークウェイン・マリン長官は木曜日、移民税関執行局(ICE)のトッド・ライオンズ長官代行が5月31日に辞任すると発表したが、辞任の理由や後任については明らかにしなかった。この発表は、米国の移民政策を担うこの連邦機関を巡る深刻な緊張が高まる中で行われた。
トッド・ライオンズは、2025年3月に大統領によってICE長官に任命された。 ドナルド·トランプ彼は同機関のベテラン職員で、2007年にテキサス州で入局した。マークウェイン・マリン氏は声明の中で、彼を「優れたリーダー」と称賛し、「民間企業での今後のキャリアでの幸運を祈る」と述べた。
ICEはトランプ政権の反移民戦略において中心的な役割を担っている。しかし、その手法は残虐だと度々非難され、全米で広範な批判を浴びている。1月には、ミネアポリスで連邦捜査官が作戦中に2人を射殺した事件が発生し、ICEをめぐる論争が再び激化した。
こうした批判にもかかわらず、トッド・ライオンズは行政府の主要人物からの支持を得ている。ホワイトハウス副首席補佐官であり、大統領の移民政策の立案者であるスティーブン・ミラーは、彼を「並外れた愛国者」であり「献身的な指導者」と呼び、彼の行動が「数え切れないほどのアメリカ人の命を救った」と信じている。
トッド・ライオンズ氏の辞任は、ICEが議会で政治的な対立の渦中にある中で起こった。民主党議員らは、ICEへの通常予算の再開に同意する前に、同機関の活動に対する監視強化を求めており、この強力でありながらも物議を醸す組織のトップの交代は、非常にデリケートなものとなることが予想される。
欧州共同体
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