マンチェスター市長であり、労働党内で英国首相の主要なライバルであった人物が、得票率54,8%で下院議員の議席を獲得した。

アンディ・バーナムが国会議員に選出、キア・スターマーは労働党内で圧力にさらされる
アンディ・バーナムが国会議員に選出、キア・スターマーは労働党内で圧力にさらされる

2017年からマンチェスター市長を務め、労働党のホープとして注目を集めるアンディ・バーナム氏が、金曜日の補欠選挙で54,8%の得票率を獲得し当選した。56歳のバーナム氏は、ゴードン・ブラウン政権下で大臣を務めた経験があり、イングランド北部の大都市を率いた数年間を経て、下院議員に復帰する。今回の選挙での勝利は、労働党内の緊張が高まる中で実現した。2024年7月から首相官邸に入る予定のキア・スターマー氏(62歳)は、党内からの反対意見の高まりに直面している。バーナム氏はスターマー氏よりも左派寄りの立場をとっており、当然ながら党首の座を争うライバルとなる可能性もある。

スターマー氏への圧力が高まる

英国の首相は金曜日、高まる圧力にもかかわらず政権にとどまる決意を改めて表明した。労働党が最近の選挙で敗北して以来、首相の辞任を求める声は、政権内部からも含め、ますます高まっている。2008年から2013年まで国家検察庁長官を務めたスターマー氏は、2019年の総選挙でジェレミー・コービン氏が敗北した後、2020年4月に党首に就任した。2024年7月の選挙で圧勝したことで、首相官邸で議会の過半数を確保した。

労働党内の有力な代替候補

バーナム氏のウェストミンスター入りは、労働党内の勢力図を大きく塗り替えた。マンチェスター市長であるバーナム氏は、スターマー氏のアプローチに代わる説得力のある選択肢を体現する全国的な舞台を手に入れた。党内の緊張は、政府の実利主義と失望した草の根支持層の期待との間で引き裂かれた労働党内の戦略的な分裂を反映している。首相の立場が弱体化したのは、ダウニング街に着任してから1年も経たないうちのことであり、通常は議会の過半数に守られている政府首脳にとっては前例のない事態である。

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