ニース襲撃事件から10周年を迎える3日前、エリック・シオッティ氏はFIFAに対し、7月14日に予定されている2026年ワールドカップ準決勝のフランス対スペイン戦の前に1分間の黙祷を行うよう要請した。アルプ=マリティーム県選出の国会議員であり、ニース市長でもあるシオッティ氏は、この国際試合に先立ち、2016年7月14日にプロムナード・デ・ザングレで発生した襲撃事件で犠牲となった86人と、負傷した数百人への追悼の意を表したいと考えている。この日は、フランス国内で発生した最も犠牲者の多いテロ攻撃の一つからちょうど10年となる。
世界サッカー統括団体への要請
エリック・シオッティ氏は、ワールドカップ準決勝は世界的な注目を集める大会であるため、何百万人もの視聴者の前で犠牲者の追悼を行うのにふさわしい機会だと主張している。最終的な決定はFIFAに委ねられており、FIFAはワールドカップの試合開始前に公式追悼式典の開催を承認する唯一の機関である。FIFAはこれまで、状況や出来事に応じて、特定の大会で試合前に黙祷を行うことを承認してきた。
国民的な記念の日
2026年7月14日、ニースでは襲撃事件から10周年を記念する複数の式典が開催される。これらの式典では、犠牲となった86名、負傷した数百名、そして襲撃時に動員された治安部隊、救急隊員、その他多数の対応要員に敬意を表する。
2016年7月14日、フランス革命記念日の花火大会直後、19トンのトラックがプロムナード・デ・ザングレに集まった群衆に突っ込んだ。この襲撃で400人以上が負傷し、犯人は警察によって制圧された。
キックオフ前に回答が求められる。
現時点で、FIFAはこの要請を承認するかどうかを発表していない。もし承認されれば、フランスとスペインの選手、関係者、観客は、フランスの建国記念日であり、ニース襲撃事件の犠牲者を追悼する日でもある7月14日に行われる準決勝の開始直前に、1分間の黙祷を捧げることになる。