台湾の人気女優、スー・チーが監督デビュー作となる映画『ガール』が、8月5日(水)にフランスの劇場で公開される。本作は、1980年代の成長物語を通して、二つの時代を描き、幼少期の記憶を呼び覚ますパーソナルな物語だ。女優から映画監督へと転身したスー・チーは、その重苦しい題材にもかかわらず、メランコリーに陥ることなく、観客を魅了する作品に仕上げている。
侯孝賢の影響
このプロジェクトは、スー・チーの師匠であり、台湾を代表する映画監督である侯孝賢へのオマージュである。10年以上前、映画『黒衣の刺客』の撮影中に、彼女にカメラを手に取るよう勧めたのは侯孝賢だった。この助言は最終的に実を結び、国際的に高い評価を受ける女優となった彼女は、今や監督業に挑戦している。
『ガール』は、個人的な記憶と時代考証を融合させ、困難な修行時代を描いた物語である。本作は、スー・チーのカメラの前での経験と、台湾の師匠から受けた教えに裏打ちされた、繊細なアプローチが光る作品となっている。
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