サヘル地域の3カ国に続き、チャドも国際刑事裁判所からの脱退を開始した。これらの決定は、各国の進むべき道は異なれど、外交および司法における意思決定権を取り戻したいという共通の願望を反映している。
この動きは勢いを増している。サヘル諸国同盟に加盟するマリ、ブルキナファソ、ニジェールが先陣を切った。チャドもまた、ハーグに本部を置く国際刑事裁判所(ICC)からの脱退手続きを開始した。
これらの国々それぞれの政治的背景は依然として異なっているものの、そのアプローチは共通の論理に基づいている。それは、大陸の現実とは無関係と見なされる国際的な司法制度を経由することなく、自国の外交および司法の方向性に対する支配権を取り戻すことである。
1998年のローマ規程によって設立された国際刑事裁判所(ICC)は、アフリカ諸国政府から、アフリカ大陸を優先的に標的にしていると度々非難されている。これは以前からある批判であり、過去にはケニアやブルンジが脱退をちらつかせたり、実際に同様の措置を取ったりしたこともある。
加盟国の脱退が実際に成立するには、国連事務総長への通知後1年間の期間が必要であり、その間、当該地域で発生した行為については、理論上は管轄権が維持されることになる。
欧州共同体
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